米国の金融大手、2023年までの中国の成長予測を引き下げ
米国の金融大手バンク・オブ・アメリカ(BofA)では、中国経済は2023年まで、当初の予想よりも成長のスピードが緩やかになるとの見方を示し、成長予測を引き下げた。
・2021年の成長率は8.0%(以前は8.3%)。
・2022年の成長率は5.3%(以前は6.2%)。
・2023年の成長率は5.8%(以前は6.0%)。
中国経済の最近の減速は、新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大、厳格な与信管理、商品生産に悪影響を及ぼしている脱炭素化政策により、内需全体に広範囲にわたっていると指摘。また、これまでのところは目立った政策対応がなく、成長鈍化が予想よりも顕著になると予想した。BofAは、中国政府は第4四半期に何らかの政策を打ち出すべきだとコメントしている。
執筆者 : MINKABU PRESS
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