邦銀大手、カナダドルは下げ過ぎで短期的に反発ありとの見方
三菱UFJ銀行では、カナダドルは下げ過ぎであるとの見方を示し、短期的にはリバウンドの余地があると指摘した。
・ドルカナダは21日に1.2896ドルへ急上昇し、8月高値の1.2949ドルに近づいた。これは世界的な景気見通しに対する新たな懸念がカナダドル安を強めたとみられる。過去3カ月間のドルカナダをみると、1.2800ドルを超えて上昇しても、その水準を維持することができなかった。最近のカナダドルのより顕著な下落とは対照的に、原油価格は堅調地合いを維持している。
・原油価格の回復力は、カナダドル安が短期的には行き過ぎであることを示唆している。トルドー首相は20日投開票の総選挙を経て、安定した政権を持っている可能性が高い。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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