【本日の見通し】リスク警戒の動き強まる
【本日の見通し】リスク警戒の動き強まる
恒大集団への警戒感が重石となっている。2兆元(約33.5兆円)近い負債を抱える同企業は
デフォルトリスクが意識されている。
不動産を主軸とする同集団は、資産も多く抱えており、
6月末時点での数字では流動負債が約26.7兆円に対して流動資産が33.2兆円となっている。
ただ、この多くは販売用の不動産など棚卸資産。
中国当局の規制により未完成の不動産物件の販売が出来なくなるなどの問題もあり、
短期負債の返済能力にかなりの不安を抱えている。
こうした状況への懸念が上値を抑える形でドル円は頭の重い展開となりそう。
株価次第では109円割れも意識される展開に。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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