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週明けはリスク回避の動きで始まる、ドル円109円台半ばへ軟化=ロンドン為替概況

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週明けはリスク回避の動きで始まる、ドル円109円台半ばへ軟化=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、円買いの動きが広がっている。週明けのアジア市場で香港ハンセン指数が一時4%超安となる動きを受け、欧州株や米株先物・時間外取引も大幅安になっている。不動産会社の中国恒大の債務問題が先週から引き続き懸念材料。週央の米FOMCや英MPCを控えて、市場に調整圧力が働きやすい面もあるようだ。欧州株は主要指数が2%超安、ダウ平均先物は500ドル超安となっている。ドル円は週明け取引開始時は110円付近だったが、売りに押され続けており、ロンドン市場では109.50近辺まで下押しされている。クロス円も軟調。ユーロ円は128円台後半から前半へ、ポンド円は150円台後半から一時150円台割れへと下落。ユーロドルは先週来の下落の流れが継続し、一時1.1700レベルと1か月ぶりの安値水準をつけた。ポンドドルは序盤に1.3662レベルまで一段安も、その後は下げ一服。ただ、1.37台には戻し切れていない。英住宅価格やドイツ生産者物価指数の上昇など経済統計結果には目立った反応はなかった。

 ドル円は109円台半ばでの取引。週明け取引開始時は110円付近だったが、売りに押され続けており、ロンドン市場では109.50近辺まで下落した。欧州株や米株先物の下落とともに、米10年債利回りは1.32%台まで低下している。

 ユーロドルは1.17近辺での取引。前週末の下落の流れが継続し、ロンドン序盤には安値を1.1700レベルまで広げた。ただ、大台割れには至らず。戻りは1.1710台までと限定的。ユーロ円はリスク回避圧力を受け下落。128円台後半から128.20台へと安値を広げてきている。欧州株や米株先物が軟調。NY原油先物も70ドル台へと値を崩している。8月ドイツ生産者物価指数は前月比+1.5%、前年比+12.0%と高い伸びを示したが、ユーロ相場は反応薄だった。

 ポンドドルは1.36台後半での取引。ユーロドルと同様に先週末からの下落の流れが継続。ロンドン序盤には1.3662レベルまで安値を広げた。その後は下げ渋っているが、1.37台には乗せ切れず。ポンド円はリスク回避の動きで軟調。150円台半ばを割り込むと、安値を149.78レベルまで広げた。その後、150円台に戻す場面があったが、足元では再び149円台に軟化している。ユーロポンドは買いが先行し、0.8570付近まで買われた。その後は上昇一服も0.8850台に高止まり。アジア時間朝方に発表された9月ライトムーブ住宅価格は前月比+0.3%、前年比+5.8%と前回から上昇したが、買い反応は特段みられず。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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