【本日の見通し】ドル円戻りは鈍いが、下値追いにも慎重
【本日の見通し】ドル円戻りは鈍いが、下値追いにも慎重
ドル円は火曜日米消費者物価指数発表後からのドル売りの流れが継続する形で、一時109円11銭前後まで。
上値の重さが印象的で、安値を付けた後の戻りでは109円台半ばが重くなっていた。
レンジが切り下がった印象で、戻ると売りが出る流れとなりそう。
109円台前半でのレンジ取引を中心に、下方向のリスクを意識。
3日の米雇用統計が弱く出たことで、今晩発表される米小売売上高への警戒感も。
雇用と密接に結びつく個人消費の減退懸念が広がると、
ドル売りの流れがさらに強まる可能性も。
その他注目は10時半の豪雇用統計。
シドニー、メルボルン、キャンベラといった主要都市でのロックダウンが続いた影響が
今回の雇用にどこまで反映されるか。
事前予想では8万人減と、豪州の人口を考えるとかなり厳しい数字が見込まれている。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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