【新興国通貨】米CPI後の下げも続かず、ドル買いペソ売りやや優勢~メキシコペソ
【新興国通貨】米CPI後の下げも続かず、ドル買いペソ売りやや優勢~メキシコペソ
ドルペソは19.92前後での推移。直近のリスク選好での中南米通貨高の流れもあり、今週一時19.85割れと、直近サポート前後を付けたドルペソ。その後19.92前後までの上昇も、米消費者物価指数(CPI)が弱めに出たことを受けたドル売りに19.853前後までと昨日の安値に迫る動きを見せた。
ただ、先月半ば、今月初め、先週後半と何度も下値を支える19.85前後でのサポートが意識されて、その後は買い戻しが優勢に。19.927前後までの買い戻しを見えて、現水準での推移に。
中南米通貨全般の買い意欲が継続しており、上値の重さも、突っ込んだドル売りペソ買いにも慎重姿勢。
対円でも軟調地合い。ドル円が、米CPI後に下落。その後ドル円は安値から少し戻したが、ドルペソでのペソ売りが出た分、ペソ円では頭が重い展開に。5円53銭台で米CPI発表を迎えると、5円50銭台半ば割れまで下落。その後は5円50銭台での推移に。
MXNJPY 5.5072
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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