【本日の見通し】ドル円はもみ合いか、ECBはテーパリング開始期待も見通しは分かれる
【本日の見通し】ドル円はもみ合いか、ECBはテーパリング開始期待も見通しは分かれる
ドル円はもみ合いが続く見込み、
本日のECB理事会をにらむ展開に。
ECB理事会はテーパリングの開始が決定される可能性。
先月後半までは現状維持が見込みが大勢となっていたが、
先月のジャクソンホール会議での米パウエル議長の年内テーパリングの開始方針で
ECBとしてもテーパリング開始のハードルが下がった形。
その後8月のユーロ圏CPIが前年比+3.0%と約10年ぶりの高水準となり
テーパリング期待が上昇。
ECB内からも支持する声が上がっており期待感が広がっている。
ただ、五分五分かせいぜい6対4程度との見通しで
据え置き期待も根強いことから、
結果がどちらになってもユーロが大きく動く可能性。
ドル円もそれに合わせた動きが期待される分、発表までは動きにくい。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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