【海外市場の注目ポイント】7月の米ADP雇用統計など
日本時間午後9時15分に7月の米ADP雇用統計が発表される。6日に発表される7月の米雇用統計の前哨戦として注目され、民間雇用者数の大方の予想は68万3000人増となっており、民間雇用者数の伸びが前月の69万2000人増から鈍化するとみられている。7月10日までに全米50州の半分にあたる25州で失業給付上乗せ措置が打ち切られており、民間雇用者数の伸びが予想を上回れば、7月の米雇用統計に対する期待感からドルが買われる可能性がある。
また、日本時間午後11時には7月の米ISM非製造業景況指数も発表される。大方の予想は60.5となっており、前月の60.1を上回り、2カ月ぶりに上昇すると見込まれている。
さらに、このあとの海外市場では、米連邦準備理事会(FRB)関係者が発言する。日本時間午後10時にブラード米セントルイス地区連銀総裁のバーチャルイベント参加、同午後11時にクラリダ米FRB副議長の講演が予定されている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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