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ドル売り優勢、週明けの米株先物が反発しリスク警戒感緩む=ロンドン為替概況

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ドル売り優勢、週明けの米株先物が反発しリスク警戒感緩む=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ドル売りが優勢。週明けは株式市場の持ち直しの動きが広がっている。米株先物は時間外取引で、主要3指数が反発しており、ダウ先物は先週末の下げを消す勢い。欧州株も連れ高となっている。為替市場はリスク警戒感が緩んだことで、ドル安の動きがみられている。ドル円は109.70レベルを中心とした揉み合いを下放れると、安値を109.50近辺へと広げている。ユーロドルは1.1870近辺から一時1.1897レベルまで上昇。ポンドドルは1.39近辺から一時1.3933レベルまで買われたが、その後は上値を抑えられている。対円や対ユーロでもポンドは軟調。クロス円は買いが先行したが、足元では一服しており、方向性が見えにくい動き。ユーロ円は130円台前半で振幅。ポンド円は152円台後半に上昇後は、152円台前半へと反落。この日発表された一連の7月英欧製造業PMIは依然として高水準を維持しているものの、6月からは水準を下げており、回復の流れはやや一服。生産のボトルネックが問題となっているほか、デルタ株感染拡大で消費動向にもやや不安感がつきまとっているようだ。

 ドル円は109円台半ばでの取引。109.70付近での揉み合いから下放れており、安値を109.50近辺まで広げた。米株先物や欧州株は堅調な動きをみせているが、ドル円は米債利回りの動きに敏感に反応。米10年債利回りは1.24%台に上昇したさとは、1.22%台へと低下しており、ドル円の頭を抑えた。

 ユーロドルは1.18台後半での取引。東京市場での1.1860-70レベルでの揉み合いを上放れており、高値を1.1897レベルまで伸ばした。ただ、1.19の大台乗せには至らず、高止まりしている。ユーロ円は振幅。130.10-20レベルから一時130.42レベルまで買われたあとは、130.20近辺へと押し戻されている。対ポンドではユーロ買いが優勢で、下値は堅い。この日発表された経済統計では、6月独小売売上高が予想以上の伸びを示した。また、7月の一連の製造業PMIは水準自体は高水準を維持したが、前回6月からは伸びを欠いた。生産にとっては供給のボトルネックが問題になっているほか、デルタ株の感染拡大で消費動向に不安感が出ていることが背景。

 ポンドドルは1.39近辺での取引。序盤は買いが先行し、1.39台乗せから1.3933レベルまで上昇した。しかし、その後は売りに押されて再び1.39近辺へと押し戻されている。ポンド円も152.86近辺まで買われたあとは、152.20近辺へと反落。ユーロポンドは0.8530近辺でサポートされると、高値を0.8550台へと伸ばしている。7月の英製造業PMI確報値は速報値と同水準だったが、2カ月連続の低下となっていた。今週木曜日には英金融政策委員会(MPC)の結果が発表される。タカハト様々な思惑が流れるなかで、週前半のポンド相場は神経質な動きをみせそうだ。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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