ドル円は110円台回復ならず、豪ドルは上値が重い=東京為替前場概況
東京外為市場、序盤のドル円は日経平均株価の大幅上昇を背景にしたリスク選好の円安で109.98円付近まで一時上昇したが、110円台を回復できず、東京中盤は日経平均の上げ幅縮小もあり、109.80円台まで戻り売りに押されている。クロス円もドル円につれた値動きとなっており、中盤は円安一服となっている。
豪ドルの上値が重い。午前10時30分発表の豪州6月小売売上高(速報)がさえない結果となり、豪ドル/ドルは0.7303ドル付近、豪ドル円は80.25円付近まで軟化している。豪シドニー市における本日発表の新型コロナウイルスの新規感染者が急増していることも、豪ドル売りにつながっているもよう。
日経平均株価は6営業日ぶりに反発。前引けでは前営業日比135.59円高の2万7523.75円となった。
午前11時32分現在では、ドル円は1ドル=109.88円、ユーロドルは1ユーロ=1.1771ドル、ユーロ円は1ユーロ=129.34円、ポンド円は1ポンド=149.53円、豪ドル円は1豪ドル=80.29円、NZドル円は1NZドル=75.96円、スイス円は1スイスフラン=119.20円、カナダ円は1カナダドル=86.46円付近で推移している。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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