NZドルはGDP好結果で堅調、ドル円は上昇に一服感=東京為替前場概況
東京外為市場、NZドル/ドルは0.7102ドル付近まで、NZドル円は78.59円付近まで上昇。朝方発表されたニュージーランドの第1四半期国内総生産(GDP)が好感されている。この結果を踏まえ、現地の大手金融機関がニュージーランド中央銀行(RBNZ)の利上げ開始時期の予想を繰り上げたことも材料視されている。
ドル円は朝方に110.82円付近まで上昇したが、日経平均株価の下げ幅拡大を受けたリスク回避ムードを背景に、じり安となっている。本邦企業による実需のドル売り・円買いも観測されているもようで、前日海外市場の上昇に一服感が出ている。
午前10時30分発表の豪雇用統計の好結果を受け、豪ドル/ドルは0.7645ドル付近まで、豪ドル円は84.61円付近まで初動で上昇したものの、反応は一時的となった。豪ドル円は日足の一目均衡表で雲の上限に上値を阻まれた形になっている。
日経平均株価は大幅続落。前引けでは前営業日比384.26円安の2万8906.75円となった。
午前11時30分現在では、ドル円は1ドル=110.64円、ユーロドルは1ユーロ=1.2002ドル、ユーロ円は1ユーロ=132.79円、ポンド円は1ポンド=154.88円、豪ドル円は1豪ドル=84.40円、NZドル円は1NZドル=78.42円、スイス円は1スイスフラン=121.87円、カナダ円は1カナダドル=90.13円付近で推移している。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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