【海外市場の注目ポイント】米FOMCなど
日本時間17日午前3時に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果、声明、参加メンバーの経済見通しや政策金利見通しが発表され、同17日午前3時半にはパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が行われる。政策金利は現行の0%~0.25%に据え置かれ、資産買い入れも現行の米国債で月間約800億ドル、住宅ローン担保証券(MBS)で月間400億ドルのペースに維持されると見込まれており、経済見通しや政策金利見通し、パウエル議長の会見が焦点になっている。3月の政策金利見通しでは2023年までの政策金利据え置きが示唆されていたが、新型コロナウイルスのワクチン接種の進展やバイデン米大統領の経済対策による成長やインフレの上振れリスクから今回の政策金利見通しで2023年内の利上げ開始が示唆されるようなら、ドルが買われる可能性がある。
経済指標としては、日本時間午後9時半に5月の米住宅着工件数が発表される。大方の予想は年換算163万戸となっており、前月の同156万9000戸を上回り、2カ月ぶりに増加するとみられている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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