アジア株、中国関連は米中対立警戒などで軟調地合い続く
アジア株はまちまちな展開。米中関係への警戒感から中国株が下落。香港ハンセン指数も冴えない展開に。一方で、先月半ばからの上昇基調が継続する豪ASXは一時7400超えを付けるなど堅調地合いを維持。
東京時間14:05現在
香港ハンセン指数 28563.78(-74.75 -0.26%)
中国上海総合指数 3529.11(-27.45 -0.77%)
台湾加権指数 17314.62(-56.67 -0.33%)
韓国総合株価指数 3277.87(+19.24 +0.59%)
豪ASX200指数 7372.90(-6.57 -0.09%)
インドSENSEX30種 52661.19(-111.86 -0.21%)
シンガポールST指数 3152.67(-22.20 -0.70%)
クアラルンプール 総合指数 1582.78(+1.41 +0.09%)
NZSX 浮動株50 トータルリターン 12593.36(-103.03 -0.81%)
上海総合は続落。エネルギー関連がしっかりも、素材、消費財などが弱い。酒造大手貴州茅台酒、海運大手中遠海運、自動車の長城汽車、鉱山の紫金鉱業、自動車用ガラスの福耀玻璃工業などが弱い。油田サービスの中海油田、不動産の中国国際貿易、石油関連のペトロチャイナ、シノペックなどがしっかり。
香港ハンセン指数は続落。テクノロジー、ヘルスケアなどの下げが特に目立った。電子商取引の美団、アリババグループ、バイオ医療のウーシーバイオロジクス、自動車製造のBYDなどが軟調。金融関連はしっかりで金融大手HSBC、中国4大銀行の建設銀行、工商銀行、保険大手AIAグループなどがしっかり。
豪ASXは一時所上昇が落ち着くもプラス圏。鉱山関連でOZミネラル、ミネラルリソーシーズなどが大幅安。鉱山大手BHPビリトン、リオティントなども軟調で全体を押し下げる形に。銀行大手コモンウェルス銀行、ANZグループなどが堅調、石油探鉱のウッドサイドペトロリアムなどが強い。
執筆者 : MINKABU PRESS
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