上昇、2018年10月以来の高値を更新=NY原油概況
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=72.12(+1.24 +1.75%)
ニューヨーク原油は上昇。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が前日比1.23~1.24ドル高、その他の限月は0.33~1.14ドル高。
ワクチン接種の拡大によって主要国では新型コロナウイルスの流行が沈静化しつつあり、石油需要が年後半に本格的に回復する見通しであることが相場を押し上げた。今週の米週間石油在庫統計の発表を控えて思惑含みの展開となった。石油輸出国機構(OPEC)プラスは段階的に減産目標を縮小し増産していく構えだが、需給バランスは需要超過に維持されるとみられている。
時間外取引で7月限はしっかりと推移し、通常取引開始が近づくと買いが強まった。通常取引終盤にかけては72.31ドルまで上値を伸ばした。2018年10月以来の高値を更新している。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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