主要通貨は軒並み狭いレンジでの取引に、豪ドルは振幅=東京為替概況
主要通貨は軒並み狭いレンジでの取引に、豪ドルは振幅=東京為替概況
主要通貨は軒並み狭いレンジでの取引に終始した。ドル円は昨日の海外市場で110円台を回復。東京市場では110円台前半でのもみ合いに。朝からのレンジは12銭にとどまり、上値トライには慎重も110円台をしての推移と堅調地合いは維持。ユーロドルのレンジは14ポイントにとどまるなど、主要通貨は軒並み落ち着いた動きに。
今日、明日の米FOMCにおいて、経済成長見通し、物価見通しの引き上げや、2023年末時点での利上げを見通すメンバーが増えて、多数派になるとの思惑がドル買いを誘っているものの、積極的に上値を買う流れにはならず。
少し動きを見せたのが豪ドル。午前中に発表された1日の豪中銀金融政策理事会の議事要旨において、利上げの条件が整うのは早くても2024年、当面は緩和的な必要などの表現があり、いったん豪ドル売りに。0.7715前後での推移から0.7695を付ける動きを見せた。もっとも0.77割れではすぐに買いが入り、その後議事要旨発表前の水準に戻すなど、一方向の動きにはならず。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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