ユーロ圏の経済見通し改善ならユーロドルの大幅下落は回避されるとの見方=NY為替
ユーロドルは下げが一服し買い戻しも入っているものの、1.21ドル台には慎重になっており、上値の重い展開が続いている。21日線はサポートされているものの、次第に上値が重くなりつつある印象はある。
ただ、一部からはユーロ圏の経済見通しが改善すれば、米国債利回りがさらに上昇しても、ユーロドルの大幅下落は回避されるとの見方も出ている。4月下旬以降、米国債利回りは上昇しているものの、ユーロドルは底堅い展開が続いており、ユーロ圏経済の短期的なファンダメンタルズと同期して取引されている状況。ここに来てユーロ圏経済の回復兆候が顕著にみられ始めているが、その状況はユーロドルのさらなる下落余地が限られていることを示唆しており、ユーロドルが1.20ドル水準を大きく下回る可能性は低いという。
EUR/USD 1.2069 EUR/JPY 132.25 EUR/GBP 0.8603
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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