アントとバンガード、ロボアドバイザー合弁で資本増強を計画
米資産運用会社バンガード・グループと中国フィンテック企業アント・グループは、中国における合弁のロボアドバイザー事業で資本増強を計画している。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。バンガードは1兆ドル規模の中国投資信託市場から予想外の撤退を発表したばかりだった。
バンガードとアントは同事業における登記資本金の総額をこれまでの5000万元から1億5000万元に引き上げることを協議しているという。
バンガードは声明で「投資家がさらに高い投資成績を達成する上で金融アドバイスが持つ力を確信している。当社はアント・グループとの合弁事業に注力するとともに、数百万人という中国の投資家にアドバイスを届けるという共通の目標にコミットしている」と表明した。
執筆者 : MINKABU PRESS
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