アジア株 総じて上昇、上海株は小反発
東京時間17:31現在
香港ハンセン指数 28595.66(-14.99 -0.05%)
中国上海総合指数 3427.99(+9.12 +0.27%)
台湾加権指数 17235.61(-49.39 -0.29%)
韓国総合株価指数 3249.30(+52.10 +1.63%)
豪ASX200指数 7172.80(+91.98 +1.30%)
インドSENSEX30種 49548.56(+342.09 +0.70%)
10日のアジア太平洋株式市場は総じて上昇。前週末の米株高や原油高を背景に買い優勢で推移する市場が多くみられた。米国で最大級とされる石油製品のパイプラインがサイバー攻撃の影響で操業を停止したことで、製品供給に支障が出るとの見方から、NY原油が週明けの時間外取引で上昇しており、エネルギー関連株の上昇につながった。上海株は小反発。もみ合い後にプラス圏で引けた。
中国大陸市場で上海総合指数は小反発。石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免、石炭エネルギー会社の中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー)が買われる一方で、酒造会社の貴州茅臺酒、化学品メーカーの万華化学集団が売られた。
香港ハンセン指数は小幅続落。石油大手の中国海洋石油(CNOOC)、保険会社の友邦保険控股(AIAグループ)が買われる一方で、インターネット・インフラ事業のアリババ・グループ・ホールディング、スポーツ用品メーカーの安踏体育用品(アンタ・スポーツ・プロダクツ)が売られた。
豪ASX200指数は続伸。資源・鉱山会社のBHPグループ、鉱物探査会社のフォーテスキュー・メタルス・グループ、道路建設会社のトランスアーバン・グループ、シドニー国際空港の運営会社のシドニー・エアポート、娯楽施設運営のクラウンリゾーツが買われた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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