アジア株 韓国株は1月以来の高値、文大統領の景気回復に関する明るい発言を好感 豪州株はやや上げ縮小、高値警戒感強まる
アジア株 韓国株は1月以来の高値、文大統領の景気回復に関する明るい発言を好感 豪州株はやや上げ縮小、高値警戒感強まる
東京時間14:04現在
香港ハンセン指数 28535.92(-74.73 -0.26%)
中国上海総合指数 3420.90(+2.03 +0.06%)
台湾加権指数 17255.31(-29.69 -0.17%)
韓国総合株価指数 3252.29(+55.09 +1.72%)
豪ASX200指数 7149.90(+69.07 +0.98%)
インドSENSEX30種 49552.12(+345.65 +0.70%)
アジア株はまちまち。
豪州株は0.98%高。史上最高値水準にあることから、高値警戒感による調整売りも出ており上げ幅をやや縮小している。BHPビリトンやリオティント、サントスやウォーリーなど素材やエネルギー関連が総じて上昇している。NY原油やガソリン価格が時間外で上昇していることが材料視されているもよう。米国時間7日に、米最大の石油パイプラインのコロニアル・パイプライン・カンパニーがランサムウェア攻撃を受け、全ての操業を停止したと発表した。現地時間9日になってもまだ操業停止の状態が続いていおり、再開の見通しは立っていない。
韓国株は一段高、今年1月以来の高値をつけている。文大統領の景気回復に関する明るい発言が材料視されているもよう。文大統領は今年の経済成長率を4%超を目指すとし、財政支出をさらに拡大する方針を示した。金融や消費財、資本財、消費者サービス関連など幅広い銘柄が上昇している。
上海株は前営業日終値を挟んで推移、香港株は軟調。中国と欧州諸国との対立が引き続き懸念されているもよう。NY証券取引所は、トランプ米政権が昨年導入した投資規制を受け、チャイナモバイル、チャイナテレコム、チャイナユニコムの中国通信大手3社を上場廃止にすると発表した。
執筆者 : MINKABU PRESS
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