【本日の見通し】英情勢に注意、ドル円は明日の米雇用統計をにらみ様子見ムードか
【本日の見通し】英情勢に注意、ドル円は明日の米雇用統計をにらみ様子見ムードか
今日は英中銀のスーパーサーズデーとスコットランド議会選挙が行われる。
英経済指標はこのところ堅調、ワクチン接種の進展も順調で
英中銀は今日の四半期金融政策報告で経済成長見通しと物価見通しを引き上げるとみられている。
また、今後の量的緩和について、量を減らしていく可能性を示すのではとの期待が広がっており
この場合、ポンド買いが強まる可能性。
もう一つの大きな材料がスコットランド議会選挙。
SNPの勝利は確定的だが、注目される過半数確保は微妙。
過半数を確保すると2014年以来の独立に向けた住民投票実施の可能性が高まり
ポンドにとっては大きな売り材料となる。
大勢判明は八日の見通しで今日の材料とはならない可能性も、警戒感が広がりそう。
また締め切り後の出口調査動向などにも反応しそう。
ドル円は109円台前半を中心とした推移か。
雇用統計を前に上下とも無理をせず。
雇用統計、非農業部門雇用者数は100万人超えの増加も可能性として出てきている。
かなり強めの数字が見込まれており、下値はしっかりも、上を追うだけの勢いに欠ける印象。
トルコ中銀はインフレが止まらず、今回も金利据え置き見込み。
3月に就任した新総裁は利下げ圧力を受けていると見られるだけに不安要素も。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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