ユーロドルのボラティリティはFOMCは波乱なしとみている可能性も=NY為替
ユーロドルはNY時間に入って買いが強まり、一時1.21ドル台を再び回復する場面もみられている。1.21ドル台に入ると売りオーダーも観測され圧力も強まるようだが、リバウンド相場の流れはしっかりと堅持している。
本日は午後にFOMCの結果発表が行われる。FOMCを前に本日のユーロドルの翌日物オプションのボラティリティが急速に上昇した。ただ、10%手前で上昇は抑制されており、先週のECB理事会の日と同水準に留まっている。そのことから、本日のFOMCは波乱はないとみている可能性もありそうだ。
FRBが従来通りに慎重姿勢を強調するようであれば、ドル安の反応も想定され、ユーロドルは1.21ドルを固める展開にシフトするか注目される。今週初の高値が1.2115ドル付近で、目先の上値メドとして意識される。
EUR/USD 1.2094 EUR/JPY 131.63 EUR/GBP 0.8694
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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