まもなくカナダ中銀の政策委員会の結果発表 資産購入ペース縮小か=NY為替
きょうのカナダドルは前日に引き続き売りが優勢となっており、カナダ円は85円台半ばで下げ幅を拡大している。
このあとカナダ中銀の金融政策委員会の結果が公表される。カナダでは感染第3波が広がっているが、カナダ中銀は国債の購入ペースを現行の週40億カナダドルから30億カナダドルに縮小してくると見込まれている。ただ、市場の来年の利上げ期待に対しては否定的な姿勢を示してくるものと予想されているようだ。
カナダの成長と労働市場の見通しは、カナダ中銀の年初の予想よりも遥かに力強く、資産購入ペース縮小を正当化している。カナダ中銀は成長の道筋についてより楽観的になっているとみられており、2023年までの需給ギャップ解消という見方を維持するものと予想されているようだ。
USD/CAD 1.2633 CAD/JPY 85.52
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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