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ポンドドルは伸び悩む ポンドについてはネガティブな見方も少なくない=NY為替

為替 

 ポンドドルは一時1.40ドル台を回復していたものの、ロンドン時間からNY時間にかけて戻り売りが優勢となり、1.39ドル台半ばに戻している。ただ、ドル高が一服する中でポンドドルも買い戻しの動きが膨らんでおり、前日は大幅高となった。21日線を上振れる展開が見られており、再び上値期待を高める動きとなっている。

 しかし、ポンドに関してはネガティブな見方も少なくない。ポンド高の主因は順調なワクチン展開だが、しばらくするとその優位性は薄れ、現在、陰に隠れているEU離脱の経済への悪影響が再浮上し、ポンドは下落する可能性があるという。

 ユーロ圏のワクチン展開に進展が見られ始めており、英国との差が縮小するのは時間の問題。差が無くなった段階で現行水準のポンドが正当化されるかは、かなり疑わしいという。パンデミックでEU離脱の経済への影響が陰に隠れている状況だが、パンデミックが終了すれば、その影響はより明白になると主張している

 また、来年以降予想されている各国中銀の利上げで、英中銀はFRBよりも遅いとの見方も出ている。英中銀の利上げに関して市場は、2023年2月までに0.25%、同年12月までに0.50%の上昇を予想している。一方、FRBの利上げについては来年に1回、2023年に2回の利上げとの見方が出ている。その差がポンドドルを圧迫し、年内に1.35ドルまでの下落も予想されるという。

GBP/USD 1.3954 GBP/JPY 150.80 EUR/GBP 0.8630

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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