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ポンドドルは5日ぶり反発 ワクチンへの不安が投機筋のロングを後退させた可能性も=NY為替

為替 

 きょうのポンドドルは買い戻しが優勢となっており、5日ぶりに反発している。一時1.3670ドル近辺まで下落し、本日1.3690ドル付近に来ている100日線を割り込む場面がみられたものの、その水準はサポートされている。

 先週末に発表の米商品先物協会(CFTC)が発表したIMM投機筋の建玉報告によると、ポンドの買い越しは2月以降最低水準に落ち込んだが、順調なワクチン展開への不安が投機筋のポンドロングを後退させた可能性も高そうだ。EUが自らの地域のワクチン展開に苦悩している中でワクチンの輸出を制限する動きに出たことで、英国のワクチン入手への不安が高まったことや、アストラゼネカ製ワクチン使用による血栓発生の報告がポンドを圧迫したとの指摘が聞かれる。

 ただ、全体的にはポンドの上値期待は強い状況にまだ変化はなさそうだ。

GBP/USD 1.3743 GBP/JPY 150.37 EUR/GBP 0.8664

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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