ドル円は再び21日線を下回る 今週は米指標への利回りの反応次第との声も=NY為替
きょうの為替市場はロンドン時間以降、ドル売りが優勢となっており、ドル円も109円台前半の水準に一時値を落とした。先週末に回復した21日線を再び下回っており、下値警戒感を強める値動きではある。本日の21日線は109.55円付近に来ている。目先は先週安値の109円ちょうどが意識され、109円台を維持できるか注目されそうだ。
今週は3月の米消費者物価指数(CPI)と米小売売上高のデータが発表される。それに対して米国債利回りがどう反応するか次第でドルの値動きが決まるとの指摘も聞かれる。強めの内容が予想されているが、素直に利回りが上昇し、ドル買いで反応するかどうか次第だという。ただ、可能性は低いとの見方も少なくない。
米CPIは明日、米小売売上高は木曜日に発表される予定。
USD/JPY 109.38
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。