リーバイスが決算受け上昇 CEOからも力強いコメント=米国株個別
ジーンズなどアパレル製造のリーバイ・ストラウスが上昇。12-2月期決算(第1四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。また、今年度上半期の見通しを上方修正しており、売上高は24~25%の増収を見込んでいるほか、1株利益は0.41~0.42ドルに引き上げた。米国での売上高は減収となったものの、欧州やアジアが好調だった。
同社のシンCFOは決算後の会見で「強い需要の兆候が見られており、それに基づいて、今後の見通しを改善させた」と述べた。また、アナリストからも経営陣のトーンに変化が見られており、特にバーグCEOからのコメントはシンCFO以上に力強いものだったと指摘している。
バーグCEOは「いくつかの理由から、この事業に対する自信は僅か1カ月前よりもさらに強くなっている。米国とアジアで持続的な回復と欧州での卸売事業の需要シグナルが2019年よりもさらに高まっており、消費者の需要は回復してきている」と述べていた。
(12-2月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.34ドル(予想:0.24ドル)
・売上高:13.1億ドル(予想:12.5億ドル)
米国:6.41億ドル
欧州:4.29億ドル
アジア:2.35億ドル
(NY時間09:41)
リーバイ・ストラウス 26.39(+1.37 +5.48%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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