アジア株 まちまち、上海株は大幅続落
東京時間18:02現在
香港ハンセン指数 28540.83(-557.46 -1.92%)
中国上海総合指数 3421.41(-80.57 -2.30%)
台湾加権指数 15820.11(-35.12 -0.22%)
韓国総合株価指数 2996.11(-30.15 -1.00%)
豪ASX200指数 6739.57(+28.73 +0.43%)
インドSENSEX30種 50558.95(+153.63 +0.30%)
8日のアジア株は、まちまち。前週末の米国株が大幅高となったことで、アジア株は午前中はおおむね買い優勢で推移した。ただ、その後は米長期金利上昇への警戒感から、米国株価指数先物が時間外取引で下落しており、ナスダック先物の下げが目立つことからアジア株もハイテク関連株を中心に下落した。
上海株は大幅続落。7日に発表された1~2月の中国の貿易収支は予想を大きく上回る好結果となり、上海株は朝方に上昇したものの、その後は売りに押されてマイナス圏に沈んだ。豪州株は反発。原油高を背景にエネルギー関連株や素材株を中心に上昇した。
上海総合指数は大幅続落。酒造会社の貴州茅臺酒、免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技、ワインメーカーの山西杏花村汾酒廠が売られた。
香港ハンセン指数は大幅続落。通信関連サービスの騰訊控股(テンセント・ホールディングス)、医薬品メーカーの薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス)、通信機器・部品メーカーの小米集団(シャオミ)、保険会社の友邦保険控股(AIAグループ)、インターネット・インフラ事業のアリババ・グループ・ホールディングが売られた。
豪ASX200指数は反発。資源・鉱山会社のBHPグループ、金採掘会社のニュークレスト・マイニング、ワインメーカーのトレジャリー・ワイン・エステート、食品原料のグレインコープ、ガス・石油の探査会社のオイル・サーチが買われた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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