アジア株 上海香港がマイナス圏に沈む ハイテク関連に売り集中、ナスダック先物の下げきつく
アジア株 上海香港がマイナス圏に沈む ハイテク関連に売り集中、ナスダック先物の下げきつく
東京時間14:02現在
香港ハンセン指数 28679.60(-418.69 -1.44%)
中国上海総合指数 3466.51(-35.48 -1.01%)
台湾加権指数 15844.23(-11.00 -0.07%)
韓国総合株価指数 3008.80(-17.46 -0.58%)
豪ASX200指数 6746.60(+35.76 +0.53%)
インドSENSEX30種 50860.87(+455.55 +0.90%)
アジア株は高安まちまち。序盤は前週末の米株高やNY原油上昇を好感して全面高で始まったが、その後、香港と上海株は下げに転じている。ハイテクや通信サービス関連が大きく下落している。時間外取引でナスダックが1%超下げていることが懸念されているもよう。
香港市場ではシャオミが6.1%安、JDドットコムは5.3%安、テンセントホールディングスが3.4%安。韓国市場でもサムスン電子やLGディスプレイ、SKハイニックスなどハイテク関連が売られている。
ただ、米景気回復期待は続いている。先週末、米上院が1.9兆ドル規模の経済対策案を可決した。このあとは下院に再び送付、承認されればバイデン氏が署名し成立する見通しとなっており、米景気回復期待の高まりから8日のアジア時間にダウ先物は一時230ドル近く上昇した。また、きのう発表された中国の貿易収支(1-2月合算)が市場予想を大きく上回る結果となったことで、中国景気回復も好感されている。そのほか、NY原油価格が1バレル=67ドル台後半まで上昇、2018年10月以来の高値をつけていることも好感されており、素材やエネルギー関連は上昇している。7日、サウジアラビアの石油施設がドローンとミサイル攻撃を受けたとの報道が伝わった。
執筆者 : MINKABU PRESS
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