トゥルーカーが大幅高 アナリストが目標株価を8ドルに引き上げ=米国株個別
プラットフォームで自動車情報の提供を手掛けるトゥルーカーが大幅高。10-12月期(第4四半期)決算を発表しており、EBITDAが予想を大きく上回ったほか、第1四半期の売上高見通しも予想を上回った。
今回の決算を受けて、アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を8ドルに引き上げた。前日終値よりも58%高い水準。
米軍基地にある金融機関ネイビーフェデラル信用組合との提携を獲得できたことは見通しを非常に明るくし、この先1年から2年で、大きな上向きのサプライズの可能性を高めたと指摘。同社は、中古車やコンセプト・カーへの積極的行動により、他のオンラインディーラーよりも遥かに多くの在庫へのアクセスが可能となっている。真のデジタル販売チャネルになる可能性があり、投資家の支持を得られるだけのストーリーを持っているように思われるという。
軍人向け金融サービスのUSAAとの提携終了や、在庫制限によるディーラーからの解約の広がりといった逆風を考慮すれば、決算は良好な内容だったと言えるとも指摘している。
(10-12月・第4四半期)
・1株損益(調整後):-0.01ドル(予想:-0.04ドル)
・売上高:6396万ドル(予想:5852万ドル)
・EBITDA(調整後):607万ドル(予想:38万ドル)
(1-3月・第1四半期見通し)
・売上高:6000~6200万ドル(予想:5906万ドル)
(NY時間10:20)
トゥルーカー 5.87(+0.81 +16.01%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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