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直近のポンド上昇は正当化されないとの指摘も=NY為替

為替 

 きょうのポンドドルは利益確定売りが優勢となっており、一時1.40ドル台に下落する場面がみられた。一方、ポンド円はドル円が買い戻されていることもあり、149円台半ばでしっかり。東京時間には瞬間的に150円台に上昇する場面もあった。

 本日はベイリー英中銀総裁など複数の英中銀政策委員が議会証言を行っていた。ベイリー総裁は「政府が打ち出した封鎖措置緩和に向けたロードマップは英中銀の想定と概ね一致している」と述べていた。英中銀は第2四半期以降、経済活動が再開すると見込んでいる。ブロードベント副総裁はインフレ期待は非常に安定していると指摘し、「インフレ期待が懸念すべき水準へと動いた兆候は全くない」と述べている。

 マイナス金利導入への期待は後退しているものの、英中銀が長期金利上昇に何らかの対応を行うのではとの見方もある。しかし、本日の証言からはその気配は感じられなかった。

 直近のポンド急上昇はバリュエーションの観点からは正当化されないとの指摘が一部から出ている。英景気回復は他国と比較して見劣りしており、経済指標も米国やユーロ圏のように予想を上回っていないという。マイナス金利への期待が後退しており、先行きの金利見通しも上昇しているが、他国でも同様の動きが見られ、ポンド高を説明するには不十分だという。現行のポンド高は主に個人投資家のFX取引による強いモメンタムが背景にあることは明らかだとも指摘した。

GBP/USD 1.4116 GBP/JPY 149.52 EUR/GBP 0.8604

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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