コールズが上昇 アクティビストの圧力にさらされていると伝わる=米国株個別
百貨店のコールズが上昇。ブルームバーグが関係者の話として、同社はアクティビスト(物言う株主)からの圧力にさらされていると伝えた。アクティビストらの投資グループは今年初めに、コールズの取締役会に対し9名の取締役を指名したうえで、在庫を縮小してプロモーションを合理化するよう圧力をかけているという。コールズの取締役会は12名。
その投資グループはマセラム・アドバイザーズ、アンコラ、パートナーズ・アセット、4010キャピタルなどがおり、合計で9.5%の株式を保有しているという。
コールズの広報担当者は、「同社の取締役会と経営陣は12月初旬から投資家グループと協議しており、新しい考えに耳を傾けることはできる」と述べた。
投資グループらは、同社のガスCEOと協力するために、小売業の経験豊富な人材を取締役会に配置し、一部の非中核不動産の売却やリースバックを検討するよう望んでいるという。
(NY時間10:09)
コールズ 57.84(+5.14 +9.75%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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