ディアが大幅高 農作物価格上昇で強気な見通し=米国株個別
農業機械のディアが大幅高。11-1月期決算(第1四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を大きく上回った。また、通期見通しについては、建設・林業機械の売上高は2%増と従来から下方修正したものの、純利益については上方修正しており、予想も大幅に上回っている。
農作物価格が急上昇しており、農業経済の改善が記録的な利益につながるとみている。貿易戦争やパンデミックによる混乱を経て米農家は、農機を買い替えの用意がようやく整ったと同社はみているようだ。穀物価格はここ数年来の高値に到達し、政府の手厚い支援もあり、農家の利益は急増している。
(11-1月・第1四半期)
・1株利益:3.87ドル(予想:2.14ドル)
・売上高:80.5億ドル(予想:71.0億ドル)
(通期見通し)
・純利益:46~50億ドル(従来:36~40億ドル)(予想:40.6億ドル)
・建設・林業機械売上高:+2%(従来:+5~+10%)(予想:9.05%)
(NY時間10:51)
ディア 330.00(+29.75 +9.91%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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