主要通貨もみ合い、ドル円、ユーロドルともに朝から狭いレンジでの推移に=東京為替概況
主要通貨もみ合い、ドル円、ユーロドルともに朝から狭いレンジでの推移に=東京為替概況
27日の東京市場でドル円は103円台光波での推移が続いた。昨日のNY市場でドル売りが強まり103円56銭まで値を落としたドル円。東京市場朝もその流れを受けて103円50銭台を付ける場面が見られたが、103円台半ば手前を崩す勢いにかけ、少し値を戻してもみ合いに。この後NY市場夕方にFOMCの発表を控えており、積極的な取引を手控える動きが見られ、値幅は限定的で、朝からのレンジは16銭にとどまっている。
ユーロドルは1.21台後半でのもみ合い。朝からのレンジは17ポイントとこちらもかなり狭く、主要通貨は様子見ムードが広がっていた。
株式市場も東京、アジアともに様子見ムードが広がっており大きな動きが出ていない。日経平均は反発も、値幅は限定的なものにとどまっている。
資源国通貨買いの流れが継続する中で、豪ドルは朝方0.7764を付ける動きが見られたが、主要輸出先である中国が今年の鉄鋼生産見通しを下方修正させており、上値を抑える材料となって少し調整が入っている。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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