序盤はドル安・円安も、株価失速で一転ドル高・円高に=東京為替前場概況
東京外為市場、序盤は日経平均株価の上昇を背景にドル安、円安の地合いとなった。しかし、時間外取引のNYダウ先物のマイナス転換や日経平均の伸び悩みを受け、午前10時30分頃から一転してドル高、円高傾向に転換。結果として、午前11時30分時点では多くの通貨ペアが前日のニューヨーククローズの水準での推移となっている。
豪ドルは午前9時30分発表の豪消費者物価指数(CPI)の強い結果で強含む場面がみられたものの、伸び悩んでいる。豪ドル円は80.44円近辺まで、豪ドル/ドルは0.7764ドル近辺まで上昇したが、全体相場のドル安、円安の一服も相まって、上げを帳消しにしている。
日経平均株価は小幅反発。序盤は前日比200円超の上げ幅となったが、前引けにかけて伸び悩んだ。前引けでは前営業日比49.88円高の2万8596.06円となった。
午前11時30分現在では、ドル円は1ドル=103.71円、ユーロドルは1ユーロ=1.2156ドル、ユーロ円は1ユーロ=126.07円、ポンド円は1ポンド=142.37円、豪ドル円は1豪ドル=80.24円、NZドル円は1NZドル=74.97円、スイス円は1スイスフラン=116.95円、カナダ円は1カナダドル=81.57円付近で推移している。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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