米消費者信頼感指数への反応は限定的=NY為替速報
NY時間に入ってややドル売りが優勢となっており、ドル円も103.55円付近まで値を落としている。きょうは米株が反発して始まるなどリスク選好の雰囲気がみられ、為替市場はドル安の反応がみられているようだ。ドル円は103円台後半の振幅からやや103円台半ばに値を落としているものの下押す動きまでは出ていない。
なお、日本時間0時に発表になった1月の米消費者信頼感指数は89.3と前回からやや上昇したものの、予想範囲内であったこともあり、為替市場の反応は限定的となっている。
感染拡大が過去最多となる中、部分的な封鎖措置も導入されており、消費者のセンチメントは弱い。しかし、12月に成立した9000億ドル規模の追加経済対策や、バイデン大統領が更に1.9兆ドル規模の対策案を打ち出す中、消費者のセンチメントは政府の財政刺激策に支えられているようだ。
コンファレンスボード消費者信頼感指数(1月)00:00
結果 89.3
予想 89.0 前回 87.1(88.6から修正)
USD/JPY 103.58 EUR/USD 1.2167
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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