J&Jが好決算受け上昇 ワクチン候補は効果的なデータが示されるとも言及=ダウ採用銘柄
ジョンソン&ジョンソン(J&J)が上昇しておりダウ平均をサポートしている。10-12月期決算(第4四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。主力薬であるクローン病治療薬「ステラーラ」が好調な販売を示した。
また、同社のゴースキーCEOは同社が開発しているワクチン候補について、「第3フェーズの臨床試験の結果がまもなく発表され、効果的なデータが示されるだろう」と述べた。同社の研究責任者からは、3月にはFDAに対して緊急使用許可(EUA)を申請できるのではとの言及も伝わっている。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):1.86ドル(予想:1.83ドル)
・売上高:225億ドル(予想:216.7億ドル)
ステラーラ:22.4億ドル(予想:19.6億ドル)
イムブルビカ:11.2億ドル(予想:10.4億ドル)
レミケード:9.01億ドル(予想:8.9億ドル)
世界医療機器:65.9億ドル(予想:65.7億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):9.40~9.60ドル(予想:8.96ドル)
・売上高:905~917億ドル(予想:889.4億ドル)
(NY時間09:50)
J&J 172.26(+6.28 +3.78%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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