GEが上昇 FCFが予想の2倍に コスト削減策が奏功=米国株個別
GEが上昇。10-12月期決算(第4四半期)を発表しており、工業部門のフリーキャッシュフロー(FCF)が43.7億ドルと予想の2倍となったことが好感されている。売上高も予想を上回った。同社は7-9月期の決算発表時にFCFは、10-12月期には少なくとも25億ドル、2021年も黒字になるとの見通しを示していたが、その通りとなった。
昨年導入した20億~30億ドルのコスト削減策が実行に移されたことが寄与した。パンデミックで難航しているアビエーション部門は、売上高が35%の減収となったものの、5.64億ドルの営業黒字を計上している。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.08ドル(予想:0.09ドル)
・売上高:219.3億ドル(予想:218.3億ドル)
パワー事業:53.8億ドル(予想:53.4億ドル)
再生可能エネルギー:44.4億ドル(予想:45.7億ドル)
アビエーション:58.5億ドル(予想:56.4億ドル)
ヘルスケア:48.2億ドル(予想:47.7億ドル)
・工業部門FCF:43.7億ドル(予想:21.8億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):0.15~0.25ドル(予想:0.38ドル)
・売上高:1桁台前半の伸び
・工業部門FCF:25~45億ドル(予想:25.7億ドル)
(NY時間09:44)
GE 11.77(+0.78 +7.10%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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