アジア株 香港株は大幅反落、調整売りに押される 中国貨幣政策委員「株式市場にバブル生じつつある」
アジア株 香港株は大幅反落、調整売りに押される 中国貨幣政策委員「株式市場にバブル生じつつある」
東京時間14:02現在
香港ハンセン指数 29369.71(-789.30 -2.62%)
中国上海総合指数 3574.53(-49.33 -1.37%)
台湾加権指数 15672.89(-273.65 -1.72%)
韓国総合株価指数 3140.46(-68.53 -2.14%)
豪ASX200指数 6824.71(休場)
インドSENSEX30種 48347.59(休場)
アジア株は総じて下落。
香港株は大幅反落。特に目立った売り材料はなく、高値警戒感による調整売りに押されている。きのうは約1年9カ月ぶり高値をつけた。中国人民銀行の貨幣政策委員の馬駿氏が、株式市場にバブルが生じつつあると述べたことも懸念されているもよう。テンセント・ホールディングスは6.4%安。香港取引所は6.5%安と昨年3月以来の日中下落率。テンセントは出資先の「快手科技」が最大54億米ドル規模の新規株式公開を目指しているとの報道を受け、きのう11%上昇し、史上最高値をつけた。香港取引所株も、中国「科創板」上場銘柄の一部を「滬港通」の対象銘柄に組み入れると発表したことで、きのうは大幅高となり、同じく史上最高値を更新して取引を終えた。
香港の下げを受け、上海株や韓国株も下げ幅を拡大している。
米国で新型コロナウイルスへの不安が再燃していることもやや懸念されている。25日、米メルクが2つの新型コロナワクチン開発プログラムを打ち切ると発表したほか、WHO緊急対応責任者ライアン氏が、ワクチンによって近い将来コロナに感染しなくなる状況には至らないと述べた。
豪州、インド市場は休場。
執筆者 : MINKABU PRESS
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