IMF専務理事、「気候変動問題は経済や金融の安定に対する基本的なリスク」
国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は25日、気候変動問題について、経済や金融の安定に対する基本的なリスクとの認識を示した。
専務理事は「気候適応サミット」で、炭素価格が着実に上昇し、グリーンインフラへの投資が拡大すれば、世界経済は今後15年間に年平均0.7%拡大し、数百万人の雇用が創出される可能性があると指摘。「われわれは気候問題が経済と金融の安定にとって基本的なリスクだと考えており、気候変動対策について、特に(新型コロナウイルスの)パンデミック後の経済再生や、グリーン関連雇用創出の機会ととらえている」と述べた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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