モデルナが上昇 同社のワクチンが実験段階では変異種に対応=米国株個別
モデルナが上昇。同社のワクチンが実験段階では変異種に対する予防効果が示されていることを明らかにした。ただ、予防策として、南アフリカで最初に見つかった変異種に対応した新たなワクチンの開発を含め、追加接種によって免疫反応が向上するどうか実験を開始すると述べた。
英国や南アで見つかった種を含め、新たな変異種に対して中和抗体の産生が確認されたという。これら変異種はヒトからヒトに感染しやすいとみられ、英国型は従来種よりも死亡率が高くなると懸念されてている。
同社はこれまでに判明した変異種について、標準的な2度のワクチン接種で予防効果が期待できると説明している。ただ、すでに開発したワクチンの追加接種で変異種に対する抗体レベルを向上させることができるか実験するとしている。
モデルナはさらに、南ア型の変異種に特化した新たなワクチンを開発しており、第1フェーズの臨床試験をは数カ月以内に開始する予定だとしている。
(NY時間14:22)
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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