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ドル買い先行、週明けの欧州株は軟調 ドル円103円台後半=ロンドン為替概況

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ドル買い先行、週明けの欧州株は軟調 ドル円103円台後半=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ドル買いが先行した。週明けの欧州株は小高く取引を開始したが、次第に売りが強まりマイナス圏に転じている。米株先物ではナスダック先物が堅調で最高値更新の勢いだが、ダウ平均先物は上げを失っており、売買が交錯。米10年債利回りは1.10%近辺から1.07%台へと低下。一方、NY原油先物は52ドル台後半と底堅く推移。リスク動向はまちまちになっている。東京市場ではドルがじり安となっていたが、ロンドン市場では一転してドル買いの動きとなっている。ドル円は103.80台へと反発。ユーロドルは1.2140近辺に安値を更新。ポンドドルも1.3665近辺まで一時下落。ただ、足元ではドル買いも一巡しており、NY市場待ちになっている。この日発表されたドイツIfo景況感指数は予想以上に悪化、昨年6月以来の低水準となった。独Ifoからは第1四半期ドイツ成長は停滞するとの見通しが示された。

 ドル円は103円台後半での取引。東京市場では朝方に103.89レベルまで買われたあとはじり安の動きが続いた。ロンドン序盤にかけては103.67レベルに安値を広げた。しかし、その後は欧州株安などとともにリスク回避のドル買いが入り、103.85近辺まで反発した。ただ、ナスダック先物が引き続き堅調なほか、NY原油先物も52ドル台後半へと上昇しており、リスク動向は交錯している。

 ユーロドルは1.21台半ばでの取引。東京市場では1.21台後半でじり高の動きだった。ロンドン朝方につけた1.2183レベルを高値に、その後は売りに押されている。ユーロ円は126.30近辺から一時126.03レベルまで下落した。1月の独Ifo景況感指数が90.1と前回の92.2から低下、予想も下回り、昨年6月以来の低水準となった。独Ifoからは第1四半期ドイツ成長は停滞するとの見通しが示された。欧州株は寄り付き時に買われたものの、次第に売りが優勢となり、マイナス圏に沈んでいる。足元ではユーロ売りも一巡しているが、元の水準には戻し切れていない。

 ポンドドルは1.37近辺での取引。東京市場でじり高となりロンドン朝方には1.3723レベルまで買われた。その後は売りに転じると安値を1.3666レベルまで更新。しかし、売りも続かず1.37挟みまで反発している。ポンド円も振幅。142.33レベルに高値をつけたあとは売りが強まり141.84レベルまで下落。その後は再び142円台を回復している。対ユーロでも上下動しているが、足元ではポンド買いが優勢になっている。この日は目立ったポンド関連の材料はでていない。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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