アジア株は上昇、リスク選好ムード継続 上海株は5年ぶり高値、香港株は3万の大台突破
アジア株は上昇、リスク選好ムード継続 上海株は5年ぶり高値、香港株は3万の大台突破
東京時間14:12現在
香港ハンセン指数 30030.88(+68.41 +0.23%)
中国上海総合指数 3629.61(+46.52 +1.30%)
台湾加権指数 16198.00(+391.82 +2.48%)
韓国総合株価指数 3151.16(+36.61 +1.18%)
豪ASX200指数 6823.70(+53.30 +0.79%)
インドSENSEX30種 50077.07(+284.95 +0.57%)
アジア株は総じて上昇、リスク選好ムードが継続。米経済対策の早期実施期待が続いており、米株価指数が時間外で上昇している。14時時点でダウ先物は60ドル高、ナスダック先物は0.7%上昇している。アジア株も連れ高する格好。
上海株は上げ幅を拡大。2015年12月以来、約5年ぶり高値をつけている。バイデン新政権でも対中強硬姿勢は続くものの、トランプ前政権よりもやや柔軟になるとの見方が強い。
台湾株は史上最高値、ハイテク関連の上げが目立つ。TSMCは4.1%高。
香港株は約1年8カ月ぶりに3万の大台を突破している。中国本土の投資家による買いが続いているもよう。ブルームバーグによると、中国本土投資家は今月だけで差し引き270億米ドル相当の香港株を購入している。これは2020年度全体の購入額の約3分の1に匹敵するという。
きのう大幅上昇したアリババは2.4%安と反落。創業者のジャック・マー氏が約3ヵ月ぶりに公の場に現れたことで市場では安心感が広がっている。マー氏は昨年10月を最後に姿を消していた。一部では、中国当局を批判していたため逮捕されたのではないかとの憶測も飛んでいた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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