アジア株 香港株は1年8カ月ぶりに3万の大台に乗せる アリババは反落、ジャック・マー氏健在で前日に急騰
アジア株 香港株は1年8カ月ぶりに3万の大台に乗せる アリババは反落、ジャック・マー氏健在で前日に急騰
東京時間11:06現在
香港ハンセン指数 29876.68(-85.79 -0.29%)
中国上海総合指数 3600.50(+17.41 +0.49%)
台湾加権指数 16011.99(+205.81 +1.30%)
韓国総合株価指数 3136.09(+21.54 +0.69%)
豪ASX200指数 6813.90(+43.50 +0.64%)
アジア株は香港を除いて上昇、米株続伸を好感している。バイデン氏が大統領に就任、経済対策の早期実施への期待が高まり、20日の米主要3指数はそろって史上最高値を更新した。
上海株は0.49%高。米中対立は懸念されるものの、中国市場への影響は特に見られない。中国外務省は20日、ポンペオ氏やナバロ氏などトランプ前政権の高官含む計28人の米国人に制裁を科すと発表した。
香港株は下落。序盤に2019年5月以来、約1年8カ月ぶりに3万の大台をつけたあと、利益確定の売りに押されている。連日大幅上昇していた不動産や通信サービス、ハイテク関連が下落している。きのう急騰したアリババも2.2%安と下げている。アリババ創業者のジャック・マー氏が約3ヵ月ぶりに公の場に現れたことで市場では安心感が広がっている。マー氏は昨年10月を最後に姿を消していた。一部では、中国当局を批判していたため逮捕されたのではないかとの憶測も飛んでいた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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