12月ユーロ圏消費者物価確報値は前年比マイナス0.3%=ロンドン為替
12月ユーロ圏消費者物価確報値は前年比マイナス0.3%=ロンドン為替
12月のユーロ圏消費者物価指数・確報値は前年比マイナス0.3%だった。昨年8月以降5カ月連続でのマイナス、ここ4カ月はマイナス0.3%と低迷し続けている。デフレ状態が定着している。
あすには今年初のECB理事会の結果が発表される。市場では金融政策の据え置きが想定されている。インフレ浮揚の糸口は見いだせない状況だ。最近のラガルドECB総裁からの発言では、ユーロ相場を注視する姿勢が示されており、ユーロ高によるインフレ抑制効果を抑え込みたいとの意図が見え隠れしている。
ユーロドルは足元で1.2116レベルに本日の安値を更新している。ユーロ円は125.77レベルに安値を広げている。きょうはユーロ売り・ポンド買いのフローが強まっており、ユーロポンドは0.8847レベルと、昨年5月以来の安値水準となっている。
EUR/USD 1.2118 EUR/JPY 125.77 EUR/GBP 0.8849
執筆者 : MINKABU PRESS
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