【海外市場の注目ポイント】米大統領就任式など
日本時間21日午前2時からバイデン氏の米大統領就任式が行われる。バイデン氏は、カナダ・アルバータ州の油田と米メキシコ湾岸の製油所を結ぶ「キーストーンXL」パイプラインの建設認可の取り消しを公約に掲げていた。一部で報じられていたように就任初日にパイプライン建設認可を取り消す大統領令を出すようであれば、カナダドルが売られる可能性がある。
また、日本時間午後9時半には米金融大手のモルガン・スタンレーの決算や同21日午前0時にはカナダ中銀(BOC)理事会の結果の発表も予定されている。モルガン・スタンレーの1株当たりの利益の大方の予想は1.29ドルとなっており、BOC理事会で政策金利は現行の0.25%に据え置かれことが確実視され、量的緩和の規模も現行の週に少なくとも40億カナダドルの国債購入に維持されると見込まれている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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