ポンド、財政支援終了なら英中銀はマイナス金利選択との指摘も=NY為替
ポンドドルは堅調な動きが続いており、1.36ドル台前半で推移している。きょうはドル安が優勢となっており、ポンドドルも上昇の流れを続けているようだ。
ただ、一部からは財政支援策が終了すると、英中銀はマイナス金利を選択する可能性があるとの指摘も出ている。一時解雇制度への財政支援が終了するとすぐに失業率が上昇する懸念が強い。政策金利は恐らく実効の下限にはなく、年内に引き下げられマイナスになる可能性があるという。
今は財政政策が支配的な刺激策であり、これが一旦撤回されると、例え経済が回復しても、特にポンド高が進んでいる場合、インフレ期待は低下する可能性があるという。その点では、量的緩和よりも利下げのほうが効果的だとしている。
GBP/USD 1.3628 GBP/JPY 141.55 EUR/GBP 0.8898
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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