ドル円は103円台後半推移続く、ユーロドルは売り強まる=東京為替概況
ドル円は103円台後半推移続く、ユーロドルは売り強まる=東京為替概況
株安などを受けてリスク警戒の動きからドル買い円買いの流れに。ドル円はこの後のNY市場が休場で海外市場での取引参加者が少なくなることもあり、104円台を試すだけの勢いはなく、103円台後半でのもみ合に。ドル高円高の中で動きにくくなった面も。
先週末の海外市場で1.20台に値を落としたユーロドルは安値を更新する流れに。朝から戻りの鈍さが意識される展開で、東京午後にもう一段の下を試し1.2060前後を付ける動きとなっている。新型コロナウイルスの感染拡大第3波の勢いに対する警戒感と、レンツィ元首相率いるイタリア・ビバが連立政権から離脱しイタリアの政局不安が広がっていることなどがユーロの重石に。ユーロは対円でも先週後半からのユーロ安円高基調が継続。週明け東京朝につけた125円台半ば前後から125円15銭前後まで値を落としている。
ドル全面高基調の中、ポンドドルも頭の重い展開。先週末に1.3600を割り込んだポンドドルは、週明け1.3600が重くなる展開。午前中の1.3590前後でのもみ合いから、午後に入って1.3560前後まで。ポンド円も朝の141円20銭前後から140円60銭台まで。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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