東京株式(前引け)=前日比59円安、上値重く売り優勢に
15日前引けの日経平均株価は前日比59円21銭安の2万8639円05銭。前場の東証1部の売買高概算は6億5063万株、売買代金は約1兆4587億円。値上がり銘柄数は580、値下がり銘柄数は1505、変わらずは103銘柄だった。
日経平均株価は下落。朝方は一時120円強を超える上昇となる場面があった。しかし、バイデン次期大統領が1.9兆ドル(約200兆円)の追加経済対策を発表すると、市場では売りが優勢となり、日経平均株価はマイナス圏に転じた。前日まで日経平均株価は5日続伸していただけに利益確定売りが出やすい状況にある。
個別銘柄では、ファーストリテイリング<9983>や任天堂<7974>、トヨタ自動車<7203>が安く、日本電産<6594>や村田製作所<6981>が値を下げた。レノバ<9519>やウエストホールディングス<1407>が売られ、日本M&Aセンター<2127>やAI inside<4488>が安い。
半面、東京エレクトロン<8035>やレーザーテック<6920>、SUMCO<3436>といった半導体関連株が上昇。キヤノン<7751>が急伸し、バルミューダ<6612>やウェルスナビ<7342>、ENECHANGE<4169>といった中小型株が買われた。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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