KBホームが好決算受け3日続伸 注文額は05年以来の高水準=米国株個別
住宅建設のKBホームが3日続伸。9-11月期決算(第4四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。パンデミック下でも、過去最低水準の住宅ローン金利が消費者の住宅購入を押し上げている。
注文額は第4四半期としてはリーマンショック前の住宅バブル時である2005年以来の高水準となり、同社が営業する4つの地域で増加した。特に南東部は前年比69%の急増となった。同社が重点を置いているカリフォルニア州など、以前は弱かった地域も増加。
注文件数も3937件と前年比42%増加し、予想も上回った。2021年度についても具体的な数字は出さなかったものの、強気な見方を示していた。
今回の決算を受けてアナリストからの投資判断引き上げも伝わっており、「中立」から「買い」に引き上げ、目標株価も40ドルに引き上げている。
(9-11月・第4四半期)
・1株利益(調整後):1.12ドル(予想:0.93ドル)
・売上高:11.9億ドル(予想:11.5億ドル)
・注文件数:3937件(予想:3401件)
・引き渡し件数:2876件
(NY時間10:19)
KBホーム 35.76(+1.61 +4.70%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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