【海外市場の注目ポイント】12月の米消費者物価指数など
日本時間午後10時半に12月の米消費者物価指数が発表される。総合の大方の予想は前年比1.3%上昇、コアの大方の予想は同1.6%上昇となっており、総合の前年比の伸びが前月の1.2%上昇から加速する一方、コアの前年比の伸びが前月の1.6%上昇から横ばいになるとみられている。全米自動車協会(AAA)の集計によると、ガソリンの全米平均小売価格は12月に上昇しており、その影響で予想を上回る結果になれば、ドルが買われる可能性がある。
また、日本時間14日午前4時に米地区連銀経済報告(ベージュブック)も発表される。今回発表されるものが26・27日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)の討議資料となる。
さらに、このあとの海外市場では、米連邦準備理事会(FRB)関係者が相次いで発言する。日本時間午後11時半にブラード米セントルイス連銀総裁のバーチャル討論会参加、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁の経済会議開会挨拶、同14日午前3時にブレイナード米FRB理事の講演、同14日午前4時にハーカー米フィラデルフィア地区連銀総裁の講演、同14日午前5時にクラリダ米FRB副議長の講演が予定されている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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